茶掛け
画家からの額装製作注文のシリーズ3作目。 麻や木綿を画家が自ら染色して和紙に描いた絵を 表装したものを受けとり、茶室の掛け軸、つまり 「茶掛け」として使用出来る様に軸装する仕事を させて戴いた。幸い茶道の道具は不完全なものを よし、とするありがたい審美基準があると聞いたので、 高名な画家の日本画をお預かりして、ひるむ事なく 果敢に挑んだ。 結果、黒染の竹を使用した軸装になった。 3作目にして、画家の先生よりお褒めを戴いた。
(山田修一)
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